道本部情報

【道本部情報】退職手当引き下げに関わり道市町村退手組合と交渉(2)

2013年01月11日

道本部は1月10日午後3時より、北海道市町村職員退職手当組合(以下、道退手組合)との再度の交渉実施し、前回(12月21日)交渉以降の検討状況について質した。

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交渉の冒頭に前回交渉以降に集約された署名1,655筆を提出し、全体で30,487筆もの署名を集約したことの重大性を強調し、明確な回答を求めた。

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【写真・追加で署名を提出する、道本部・藤盛副委員長】

はじめに、道退手組合は、前回以降の検討結果として、経過措置については、国と同様の「平成26年7月までとしたい」とし、11年未満勤続の公務外死亡退職の支給率の改正について、文書の発出や事務担当者会議などで周知徹底をはかるという回答のみを示した。これに対し、道本部は「再検討を求めた事項に対してまったく答えていない」と指摘し、個別課題の追及を行った。

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※交渉の詳細は下記発文を参照してください。
定発情報NO.32退職手当の引き下げに関わり道退手組合と交渉(2)をダウンロード

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道本部情報

【道本部情報】地方財政確立に向けた取り組み(1)

2013年01月10日

衆議院選挙の結果、自公政権が発足しました。この政権は特に自民党は政権公約の中で、財政の健全化にむけて、5年間を一期とする財政健全化中期計画の方針を明記した「財政再建のための公務員人件費等の歳出の削減等に係る緊急措置に関する法律案」(仮称)などを早期に成立させて、公務員総人件費を国・地方あわせて年間2兆円削減を実現することを明記しています。

具体的には地方公務員の総人件費削減を進めるために、①地域における民間賃金と同水準となるような給与の適正化の実施、②市場化テストの積極的な活用による公共サービス改革の推進を掲げ、民営化や組織改廃時の分限免職規程の活用の弾力化をはかり、定員削減を一層行うことを目論んでいます。

このような新政権下での2013年度政府予算編成を取り巻く状況を踏まえて今後の対策を急ぐこととなります。当面して、地方六団体等が「地方交付税の総額確保」に向けて足並みをそろえた対応が必要となってきますが、自公政権へ逆戻りしたために、国家公務員給与の削減が現実の問題として地方財政反映する事態となっていることを踏まえて、地方段階の取り組みが極めて重要となっているところです。

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【具体的な取り組み】
地方交付税の総額確保にむけて、別紙要請書(下記発文参照)に基づいて、首長・議会議長への要請行動を実施します。要請の結果として、それぞれの首長、議会議長もしくは行政団体から、全国知事会、全国市長会、全国町村会等へ要請が行われ、政府予算に意見反映されることをめざします。その際、提出する資料等については、別記1(下記発文参照)の内容として説明を行うこととします。

≪道本部の取り組み≫
北海道知事および北海道市長会、北海道町村会に対して要請行動を実施します。要請方法は可能な限り道内の地公産別と共闘しながら、北海道公務労協や地公三者共闘会議の取り組みとして対応します。

≪地方本部の取り組み≫
管内町村会に対して要請行動を実施すると同時に単組段階の要請行動の指導・助言を行います。

≪各自治体単組の取り組み≫
それぞれの自治体の首長・議会議長に対し、組織内議員や連合推薦議員等と連携して要請行動を実施します。

≪取り組みの期間≫
1月18日(金)まで
※間に合わない場合は1月中を目途に全単組で取り組みます。

※詳細につきましては、下記発文を参照の上取り組みをお願いいたします。
なお、この発文は1月15日(火)の定期発送で、各単組に送付する予定です。

【2013年1月9日付道本部発文】地方財政確立に向けた取り組み(1)をダウンロード

地財説明資料(1)をダウンロード

削減影響資料をダウンロード

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【道本部情報】本日から臨時執行委員が着任しました。

2013年01月07日

今日の朝会議で、三浦亨臨時執行委員(北見市労連)が着任のあいさつをしました。

三浦臨時執行委員は「単組の執行委員長という肩書はまだ残っていますが、全力で頑張ります。皆さんよろしくお願いいたします」と決意を述べました。

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【写真】三浦臨時執行員

三浦臨時執行委員は政治部長として任務に就きます。
全道の組合員の皆さん、どうぞよろくお願いいたします。

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【道本部情報】道退手組合への各首長からの意見書提出の取り組み

2013年01月04日

北海道市町村職員退職手当組合は12月12日に道本部に対して、国家公務員の退職手当法の成立を受けて見直し案が提示されました。道本部は、退職手当加盟単組における道本部統一行動として、1月18日(金)に29分ストを配置して、道退手組合との交渉を強化していくことし、組合旗掲揚などの山場前段諸戦術の提起を行いました。

12月21日には、道退手組合との第1回目の交渉を実施し、提案理由や今回の見直しの背景、提案に至った経過等を質しながら、国家公務員とは異なる地方公務員の退職の実態について十分踏まえた検討となるよう強くもとめてきました。しかし、道退手組合は、施行期日については、提示の段階で2013年4月からの実施とし、年度内退職者への影響は避けるとした対応は示したものの、逓減措置については、国どおりの内容に固執するに止まり、交渉は平行線で終了しました。今後の予定では1月10日に第2回目の交渉を予定しており、その後、山場前の1月17日に最終交渉を予定しています。

以上のような情勢を踏まえ、自治労道本部と道退職手当組合との交渉にも大きく影響を及ぼし、このまま淡々と交渉をすすめれば、機械的に国どおりの逓減措置がとられる可能性も出てきており、極めて情勢的には厳しい方向に進みつつある情勢といえます。こうした情勢を踏まえて、以下のとおり、道退手組合加入自治体単組においては、各首長との交渉を配置して、各首長から退職手当組合へ意見書の提出を取り組むことが必要であると判断しました。各単組で積極的な取り組みをお願いいたします。


【各首長からの退職手当組合に対する意見書提出の取り組み】

≪各該当単組の取り組み≫
①取り組みの趣旨
 各単組の執行委員会などにおいて意思統一を行うこととします。

②取り組みの内容
 賃金確定期で、統一要求書とあわせて「退職手当見直しに関する要求書」を提出していますので、その要求書に基づいて、各自治体首長から意見書(定型的な内容は定めないのでそれぞれの自治体の任意の様式で可)の提出を求めることとします。

③取り組みの期限
 最終交渉前の1月15日(火)まで

≪各地方本部の取り組み≫
上記の取り組み状況について、各単組に対して指導・助言を行うとともに、提出された意見書の写しなど集約し、取り組みの徹底をはかります。


※その他詳細については下記発文をご参照下さい。
※なお、この発文は1月7日(月)の定期発送で各単組へ送付する予定です。

退職手当見直しに対する取り組みについて(4)―道退手組合への各首長からの意見書提出の取り組みについて-発文をダウンロード

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巳年・厳しいからこそ、団結を強めて奮闘する一年に!=道本部旗開き

謹んで新年のごあいさつを申しあげます。

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本日1月4日、道本部は、午前10時から自治労会館内で働く人たちが集まり旗開きをしました。

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【写真】山上委員長

山上委員長は「昨年は課題の多い年だった。年頭に、一年間お世話になったことを改めてお礼を申し上げる。新しい年も当面する課題、退職手当の見直しのたたかい、『あいはら』の再選をめざす参院選、2013春闘と連続するたたかいがスタートする。一年間ご支援と協力をおねがいする」と述べた。また、「今年は巳年、金運・財運・子宝成就・安産の神として有名で、意外と悪い年ではない。情勢は厳しいが、たとえどんな世の中にあったとしても、我々の任務は単組や組合員、家族、退職者の生活と労働条件を守り向上させること、一方では公共サービスをしっかり拡充させ地方自治の確立をはかっていくこと。どんな状況にあってもそれは忘れてはいけない。厳しいからこそ、団結を強めて奮闘する一年にしなければならない。自治労運動の前進とあいはら再選のために力をあわせて頑張ろう」と力強くあいさつした。


あいはらくみこ参議院議員も参加しました。

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【写真】あいはらくみこ参議院議員

あいはら参議は「今度の選挙は厳しいたたかい。正直、組合員の中に危機感がなくなってきていると感じる。民主党に対して思いはあると思うが、国防軍とか言っている人たちに政権を続けさせることは許されない。そのことをしっかり訴えていく必要がある。悲壮感だけでなく、明るく、楽しく頑張ることができるようなたたかいをすすめていきたい。国政の状況も厳しいが、私たちは後ろをむかず、めげずに頑張る」とたたかう決意を述べた。


自治労本部から川本書記次長と、西村社会保障局長、吉田臨時中執が参加しました。

川本書記次長は、「巳年は、世界的に激動の年というのが特徴。情勢は明るくないが、90年代初頭に労組が中心になり、民主党を結成した。その結果が2009年の政権交代だった。おごりやたかぶりがなかったかしっかりと総括を行い、自治労運動前進にむけて頑張っていく。引き続きご支援をお願いします」と本部へ派遣者を代表して決意を述べました。

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【写真】川本書記次長

顧問の森元委員長と、大場元委員長、峰崎元参議院議員も参加した。

峰崎さんは、「昨年の衆議院選挙は自民が勝ったのではなく、民主党政権が厳しい審判浴びた。責任が重い。しっかりとした人材と政策とマネージメント能力に欠けていると指摘されているが、もう一度民主党をつくった時の精神に立ち返らなければならない。私も新しい視点で情報発信していきたいtp思っている。労働問題はデフレを脱却する上で大事な課題。今度の参院選は本当に厳しいたたかいになる。小選挙区でどれだけ勝てるかが勝負だ。北海道選挙区は『小川勝也』、比例は『あいはらくみこ』でしっかり頑張りたい」と述べた。

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【写真】峰崎顧問

最後に、森顧問が「今年は勝負の年、何としても参議院選挙勝利、あいはらくみこの勝利を勝ち取る」と決意を述べ、力強い団結がんばろうでしめました。

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【写真】森顧問

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【写真】団結ガンバロー

組合員のみなさま、新しい年2013年、自治労道本部は、書記局一丸となって頑張ります。引き続きどうぞよろしくお願いします。

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