2012年06月27日
子どもたちを守るため、『ひとりひとりが手を結ぼう!』=道平和運動フォーラム定期総会
6月26日、札幌市・かでる2.7で、北海道平和運動フォーラム第13回定期総会が開かれた。
議長団・総会役員選出後、江本代表委員が「フォーラムの存在が重要となっている。福島の現状、廃棄物を含めて経済効果優先のエネルギー政策ではいけない。戦争は最大の人権侵害、国際紛争は武力でなく、外交での解決が必要だ」とあいさつした。
その後、来賓あいさつのあと、執行部より、2011年度一般経過報告・決算報告・会計監査報告、2011年度運動の総括と2012年度活動方針(案)・2012年度予算(案)・「北海道平和運動フォーラム代表の顧問就任」が提起された。
質疑では、合計8本の発言があり、自治労から大出書記長、牧野青年部長がそれぞれ「全国署名は目標に達さなかったが、世論の6割以上が脱原発。泊原発を含め原発阻止の取り組みの強化」「青年部で脱原発の取り組みを強化してきた。反核平和の火リレーに協力」を求めた。
活動方針では、重点として「原発再稼働に突き進む政府の動きに対して、脱原発運動を全力で進めること、沖縄を中心とした基地問題に関すること、憲法理念に基づいた人間の安全保障を図ること」が提起され、全体の拍手で確認された。
また、病気療養により今期で退任する山田剛代表を顧問に選任し、後任に自治労から中村誠吾さん(道本部執行委員)が選出され、新体制が確認された。
あらたに選出された、中村・新代表は、「組織のない市民を含めて、子どもたちを守るためにも、ひとりひとりが手を結ぼう!」と決意を述べあいさつした。
その後、役員選出、新旧役員のあいさつを行い、総会宣言、総会スローガンを全体の拍手で確認した。