2012年06月22日
私たちの暮らしや社会のあり方が問われている=被爆67周年原水爆禁止世界大会
被爆67年を迎え、「原水禁世界大会広島大会・長崎大会・福島大会」が開かれます。
昨年3月11日の東日本大震災による東京電力福島第一原発事故の原因については、「想定外の津波と東電・政府などの安全対策の不備」とし、地震振動による配管の破断等を認めず、いまだに徹底した究明がなされていない状況にあります。こうした中、政府・電力会社は、即席の「安全基準」で大飯原発3,4号機をはじめ、停止中の原発の「再稼働」に突き進んでいます。
こうした事態を受け、原水禁世界大会は、広島大会(8月4日~6日)、長崎大会(8月7日~9日)に加え、今年も福島大会(7月28日)が開かれることになりました。
福島原発事故は、単に原発推進のエネルギー政策の可否を問うものではなく、あらためて私たちの暮らしや社会のあり方が問われるものとなりました。今大会では、こうした「原発事故と脱原発の課題」と、これまで同様の「核兵器廃絶の課題」、「ヒバクシャ援護の課題」の3つを中心にとりくみがなされます。
また、原水禁運動を大きく広げるために連合・核禁会議との共同行動として、8月4日、7日に原水禁大会の開会式に当たる「被爆67年核兵器廃絶平和ヒロシマ・ナガサキ大会」が引き続き開かれることになりました。
詳細日程は下記のとおりです。
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「被爆67周年原水爆禁止世界大会広島大会・長崎大会・福島大会」
◇大会日程
【広島大会】 2012年8月4日(土)~8月6日(月)
【長崎大会】 2012年8月7日(火)~8月9日(木)
【福島大会】 2012年7月28日(土)