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2012年05月15日

復帰から40年。沖縄はいまだ憲法番外地=復帰40年5.15平和行進・県民集会

今日は5月15日、沖縄が日本に復帰してから40年。

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沖縄では、5月6日の与那国島コースを皮切りに、11日から13日にかけて「ピースアクション2012・復帰40年5.15平和行進」が行われた。

これには、のべ6000人の参加者が、オスプレイの配備反対、辺野古への新基地建設反対、嘉手納・普天間基地の撤去、地位協定の見直しなどを訴え行進を行った。北海道から34人が参加した。
 

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13日午前には、普天間基地を取り囲むように行進を行い、午後には「復帰40年 5.15平和とくらしを守る県民大会」が、宜野湾市・海浜公園野外劇場で開かれ3000人が参加した。
 

県民大会では、主催者を代表して、崎山嗣幸沖縄平和運動センター議長が、「サンフランシスコ講和条約発効から60年、沖縄復帰から40年、米国支配から脱却して平和な沖縄をめざして運動してきたが何も変わらない。全国の仲間と共闘の輪を広げ基地のない沖縄、原発のない日本をめざしていくことが重要だ」と呼びかけた。

つづいて、来賓から激励や連帯のあいさつを受けたあと、各地域の、たたかいが報告された。

報告では、普天間から爆音をなくす訴訟団の島田善次団長が、「復帰から40年。沖縄はいまだ憲法番外地だ。悪いところは沖縄に押しつけるという日本政府のやり方はひどい。7月のオイスプレイ配備をただの機種変更という政府の差別的姿勢は許されない。もの言わぬ民は滅びる運命にある。政府に対して県民の意見を強く主張していくと」強く訴えた。

また、福島県平和フォーラムの国分俊樹事務局長は、「沖縄と福島を苦しめている根っは同じ。国防と日米安全保障の条約の毛皮をかぶり、エネルギー施策の毛皮をかぶった拝金主義だ。沖縄から基地をなくすことが現状を変えることにつながる」と呼びかけた。

最後に、『県民大会宣言』を参加者で採択し、団結カンバローで大会を終了した。



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