2012年03月11日

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から１年

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、１年が過ぎました。
被害にあわれた多くの皆さんに、あらためて心よりお見舞い申し上げます。
　
これまで自治労は、災害支援カンパの取り組みとともに、積極的に復興支援活動にかかわり、昨年４月１０日からの３カ月間で全国各地から２，７００人を３県に派遣し、そのうち北海道道本部は、岩手県・宮古市と山田町に１５０人を派遣してきました。
　
自治体職員の復興支援活動は、自治体からの派遣やボランティア活動として、今日なお続けられています。
ご協力いただいた多くの皆さんに、心から敬意と感謝を申し上げます。

しかし、１年が経過したとはいえ、被災者や遺族の皆さんの心の痛みはいまだ癒えず、復興への道程も緒に就いたにすぎません。
また、福島第１原発事故の発生で、故郷を去らなければならなくなった多くの人々がいることも忘れてはなりません。
　
私たちは、いつの日か、被災者や遺族の皆さんが「生きてきて良かった」と笑って振り返ることができる日が来ることを信じて、これ以降も自分たちがなし得るすべての支援活動を続けていきたいと思います。
　
全国の仲間とともに励まし合い、助け合いながら、復興と再生への道程を踏みしめていきましょう！

２０１２年３月１１日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　自治労北海道本部
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　執行委員長　山上　潔

« 人への投資は次の未来を創りだす『礎』＝２０１２春季生活闘争勝利全道総決起集会 | トップページ | 放射能の不安の中で暮らすのはいやです。大人も頑張って！＝３．１１さようなら原発１０００万人アクション »