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2012年03月09日

人への投資は次の未来を創りだす『礎』=2012春季生活闘争勝利全道総決起集会

連合北海道は3月8日、札幌市民ホールで2012春季生活闘争勝利!3.8全道総決起集会を開き約1800人が結集し春闘をたたかいぬくことを確認した。

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東日本大震災から1年が経過しょうとしている。開会冒頭には、東日本大震災後の復興ボランティア活動のDVDが上映され、尊い命を失われた方々に哀悼の意をこめ「黙祷」を行った。

また、連合は、全世代型支援の社会保障で「働くことを軸とする安心社会」を実現に向けて、組合員などへの理解を求めるキャンペーンを展開していくことを決めており、今後の大きなテーマとなっている「社会保障と税の一体改革」のDVDを上映した。

下記の、連合HPで「社会保障と税の一体改革」の資料や上映した動画を見ることができます。
http://www.shakaihosho.com

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工藤会長は、「被災地への復興・再生のためそれぞれの果たすべき役割を十分意識して震災を風化させることのない取り組みが重要」とはじめに復興に対する連合北海道の考えを述べた。

連合は、今春季生活闘争の一つの意義・位置づけとして、デフレスパイラルの悪循環から脱却を掲げている。そのためには、「配分の歪み・是正、底支え、子育て、非正規労働者の処遇改善等など、方針決定した要求を明確にし、将来不安の解消に取り組まならない」と強調。さらに、人件費削減しかない経営側を厳しく批判し、持続可能な企業の成長に繋げるためには『人材』が唯一の道。適正な配分は自らその付加価値を生み出す源泉で、『人や労働』はコストではない」と述べ、「人への投資は次の未来を創りだす『礎』だ」と訴えた。

連合は、重点課題としている、働く者すべての処遇改善の取り組みは3年目、工藤会長は、「いま社会・経済が疲弊している一つの要因に、格差が存在している。底上げも遅々して改善されていないことが歴然だ」と述べ、非正規労働者の処遇改善にむけてパート非正規共闘を強化していくため各構成組織に積極的な参画を呼びかけた。

「今春闘は日本全体の疲弊や不安を払拭する極めて重要な闘争、交渉になる一人ひとりが自覚すべき」と述べ、「方針と要求に確信を持ち合って交渉に全力をあげよう」と強調した。


【写真】真剣に話しを聞く参加者


【写真】出村事務局長が具体的な方針を提起した

出村事務局長が道内春闘の状況・非正規組織化の状況などを述べ、「第一の山場を大手組合を中心に3月12日の週、中小組合は3月31日~4月6日を集中回答ゾーンとして設定し集中決戦方式でたたかいぬく」と訴えた。

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【写真】会場に結集した1800人の仲間


【写真】ツルハ労組、フード連合、留萌地協から決意表明

その後、2産別1地協から今次春闘の方針とたたかいが報告され、最後に団結ガンバロウで「すべての働くもののために、連合北海道26万人に力を結集し、最後まで闘いぬこう」誓い合った。


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