2011年08月16日
アジア全体で平和な社会をつくろう=不戦の日!8.15北海道集会
8月15日、不戦の日!8.15北海道集会がかでる2.7で開かれた。
太平洋戦争が終わり、今年で66周年となるが、未だ日本では「新防衛計画の大綱」での「動的防衛力」の政府方針や、侵略戦争の賛美などさまざまな問題が山積している。
主催者の平和運動フォーラム・江本代表は、「マスコミでの偏狭なナショナリズムを植え付けられ、悲惨な戦争を知らない世代が大半を占めている」とし、『しっかりと若い世代に「戦争を起こしてはいけない」ことを知らせていかなければならない』と開催の意義を伝えた。
講演では、沖縄国際大学・前泊博盛教授がスライドを交え講演を行った。
前泊教授は、「『オキナワの負担軽減』と言いながら米軍再編や日米安全保障委員会(2+2)の議論を考えると、軍事的・地理的優位性がグアムにある。「新基地建設」は日本に建設費用を負担させるためだ』と、オキナワ基地問題に触れ『日本は武力による紛争解決ではなく、経済力によるアジア一体との「経済安保」を外交力で結ぶべき』と訴えた。
最後に、集会アピールを採択し、戦後60年・北海道行動実行委員会の林炳澤代表が「アジア全体で平和な社会をつくらなければならない。まずは、アジアの連帯をみなさんとつくりたい」と近隣国との連帯強化を訴えた。