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2011年06月01日

大好きな北海道が消える、泊原発を絶対に止めよう!広瀬隆さんが講演

5月30日、札幌エルプラザで『泊原発は大丈夫?北海道に住むすべての人に今、一番伝えたいこと』と題した広瀬隆さんの講演会が開かれた。

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「大好きな北海道が消えることになる。泊原発は絶対に止めなければいけないし、簡単に止められる!」広瀬隆さんは会場に詰めかけた約500人に語気を強めて訴えた。

福島第1原発の深刻な事故の真相は、「津波」ではなく「地震」。しかし、当初「津波」が原因としていた。
東電は、4月1日になってようやく最大の事故原因が東西方向に550ガルの『ゆれ』が起きたことによると発表。

「550ガルの揺れなんて、ちょっとした地震でいつでも起きる。そんな『ゆれ』で壊れるような原発だ」と危険性を指摘した。
「泊原発でも、いつ起こってもおかしくない。しょっちゅう起こりうる地震だ」と述べ、今回の福島第1原発の爆発が一番激しかったのがプルサーマル発電の3号機。北海道では、泊3号機に使うMOX燃料を北電が発注するなんて正気とは思えない。それを許しているなら終わりだ」と強調した。その上で、「そんな北電を容認している高橋知事はゴミ知事だ!みんな殺されてしまう!」と訴えた。

また、阪神大震災以降地震活動期に入り、日本中どこでも危険で、泊においても今後、ふつうの地震が起きたら終わりになることや、原発がなくても充分電力が足りていることなどを説明した。

広瀬さんは、昨年8月に出版した本「原子炉時限爆弾」で書いたことが、実際に福島第一原発でおきていること、また、放射能に汚染されている福島の子ども達を早く集団疎開させない政府への怒りを訴えた。
さらに、放射能は北海道にも流れている。福島は「風評被害」ではなく「実害」以外の何物でもないと話した。
そういった「常識的なことを話す専門家をテレビに出さないのは日本だけだ」と怒りをあらわにした。

最後に「原発に対策はない!今まで壊れなかったとしても絶対に壊れる。対策論議はやめよう!」と原発を徹底的にやめさせることを強く呼びかけた。

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