2010年11月24日
スポーツコミュニティ~スポーツと生活が近くにある=第1回労働福祉講座
11月24日、札幌市・京王プラザホテルで、北海道労働福祉協議会が主催する労働福祉講座が開かれた。
昨年まで『研究集会』として開催をされていたものを、堅苦しくない形式でリラックスして臨める会としてリニューアルし、「北海道労働福祉講座」と名称を新たにし、第一回目が開かれた。
渡部理事長は、「今までの関係者のみの研究集会から、一般の皆さんも参加できるようにした。政治・経済をみていると世の中がどこにいくのか心配している一人である。政治がしっかりすることはもちろんだが、応援した私たち関係者の責任、生活者としての責任もあると思う。私たちは、労働福祉団体関係者の責任として運動を前進させることが重要である」として、運動の推進を呼びかけた。
【画像】主催者代表あいさつする渡部北海道労福協理事長
講師には、㈱北海道日本ハムファイターズのアカデミーグループのグループ長を務める白井康勝さんを迎え、「わたくしの野球人生~ファイターズと北海道を語る~」と題し講演した。
【画像】白井 康勝さん(㈱北海道日本ハムファイターズのアカデミーグループ、グループ長)
講演内容は野球を始めたきっかけから、11年間の紆余曲折を経たプロ生活、プロ野球選手を引退した後の厳しいサラリーマン生活、急遽舞い込んできた北海道での二度目の野球人としてのスタート、移転後から現在に至る地域活動について、ユーモアを交えながら一時間たっぷり話をした。
現在はフィールドクラブ講師として小中学生の指導に当たっており、「子ども達は目を輝かせながら、楽しそうに野球をしている。その時の顔が、私の今のやりがいになっている」と述べた。
現在は年間120回、道内だけでも80回の野球教室を開き、日本ハムファイターズの企業理念でもある、「スポーツコミュニティ~スポーツと生活が近くにある、心と身体の健康をはぐくむコミュニティを実現するために、地域社会の一員として地域社会との共生をはかる」を実現するべく、地域での活動を行っていると熱く語った。
最後に「斎藤選手も加わり、さらに上をめざす日ハムへの声援を、来年もよろしくお願いします」という一言で講演を締めた。