自治労介護労働ネットワーク

介護ワーカーサポートダイアル
0120-768-068

ホームページ  /  メール

ニュース写真 ギャラリー

最新ニュース

2010年11月19日

2度も生活設計を壊された!=不当解雇の撤回を求める私鉄総連永楽観光糾弾

11月19日、18時から札幌市・自治労会館で、連合北海道主催の私鉄総連永楽観光バス・不当労働行為糾弾!不当解雇の撤回を求める総決起集会が開かれた。
会場は各産別から約200人の支援者でいっぱいになった。

集会は、10月18日、突然、労働組合(私鉄総連永楽観光バス)に対し、バス事業廃止と同部従業員の解雇を通知し、その後わずか13日で解雇したことに対し、解雇撤回を求め開かれたものである。

村田委員長(連合北海道事務局長)は、「北海道のこの寒空に、理不尽な突然の解雇は許さない。早期解決にむけ会社側は正してほしい」と述べ、「今回の解雇は、整理解雇の4条件を満たしていない。労働組合をつぶす目的としか考えられない不当労働行為である。労働協約を結んでいるにもかかわらず、手続きも妥当性がない」とあいさつした。

江戸副事務局長(私鉄総連北海道書記長)から、経過報告があり「18日の、解雇通告時には、まだ10人がバスに乗って走っている状況。この解雇は許し難い。社長は、うちの従業員は立派だから、すぐ再就職ができるなどと言い、解雇の撤回をまったく変える考えはない。弁護士とも相談し、ここは引き下がる場ではないとの判断で、たたかう決意をした」と述べた。

弁護団からは、浅野弁護士から、「初めて聞いた時、あまりにも突然の解雇に驚いた。誰が考えても、およそあり得ない解雇である。不利益な扱いを、いとも簡単に労働者に押しつけている。意図は組合、組合員を嫌悪し、組合の弱体化をし見せしめとしているとしか考えられない」とし、「憤りを感じ、準備を進めてきた。このような集会はとても力強い」感謝の言葉を述べあいさつした。

齋藤事務局長(連合北海道組織対策局長)から、抗議行動・激励行動などについての方針提起がされた。

萩谷私鉄労組委員長は、「皆さまからの、たくさんのご支援に感謝します。労働者としてあってはならない会社側の理不尽な解雇。年の瀬をひかえ毎日が不安。この集会で明日から勇気をもって頑張る決意」とあいさつした


当該労組の、吉原委員長は、「ご支援ありがとうございます。1カ月経ったが、これからが不安。今まで永楽交通の為に築き上げてきた、組合員、家族の気持ちを社長はわからない。10年前も同じ扱いをされ、2度も生活設計を壊された。永いたたかいとなるが、人間らしく生活できる労働者としてたたかう」と決意を述べた。


Copyright © Jichiro Hokkaido. All rights reserved.