2009年01月16日
高橋知事!「プルサーマル計画」はNO!にしよう
泊原発3号機におけるプルサーマル計画は、有識者検討会議の最終報告が出され道及び地元4町村がその是非を判断する局面をむかえています。
地元4町村においても議会、住民懇談会などが開催されています。
道議会は、昨日は総務委員会、さらに北電、資源エネルギー庁を招いて総務委員会とエネルギー特別委員会の連合審査会での議論も行われました。その中で、道の伊東危機管理監は、最終報告と道の認識は一致しているとして、「安全性に問題はない」との考えを示し、さらに地元4町村の判断を受けて最終判断する考えを明らかにしました。
しかし、有識者検討会議においては、必要性や経済性について十分、検討・議論されておらず、道も国の政策として追随する姿勢です。しかし、今年にはいって、六カ所再処理工場の本格稼働や高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開が大幅に延期される報道が明らかにされています。国の核燃料サイクル政策の破綻が隠蔽できないところまで進んでいると推察されます。ますますプルサーマル計画を中止させ、国の原子力政策を抜本的に変更させる取り組みが求められています。
今月末、もしくは2月初旬にも知事の最終判断も予想されます。
「プルサーマル計画」が実施され、ひとたび事故が起きたらどうなるのか想像してみましょう。
知事の判断で、危険な「プルサーマル計画」を実行させるわけにはいきません。
自治労道本部は、「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会に結集し、知事判断に際して、「計画に同意しないように求める団体署名」を取り組みます。