2008年09月17日
「プルサーマル計画」反対署名10万筆超える
9月17日午前11時、北海道庁会議室で脱原発・クリーンエネルギー市民の会は、「泊原発3号機でのプルサーマル計画実施」に北海道知事が同意しないことや、道民に広く意見を問うことを求める要請行動を展開した。
要請書の内容は下記ファイルをご覧下さい。
要請書をダウンロード
この要請行動で、「プルサーマル導入計画反対!」緊急署名行動団体(16団体)による109,742筆(うち自治労道本部49,863筆)の署名を提出した。
さらに、同会は「プルサーマル計画に関する公開シンポジュウム」を10月12日に開催することに対する公開質問状を提出し、9月19日までに文書で回答するよう求めた。
この、シンポジュウムの日程は、道が9月12日に明らかにしたもので、その内容、あり方、進め方などについての道の考えを質すもの。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/gat/p_simpo.htm←道のHP・シンポジュウムの日程
道本部の小檜山政治部長は、「資源の有効利用と言うが、世界的には進めていた国がすでに撤退している。出てきたプルトニュームをどうするのか?経済性からも意味のないことだ。福島県では、国の政策にきちっとした考えを持ち、検討するように呼びかけている。北海道も真剣に考え検討すべき」だと意見を述べた。
道は、「有識者会議は、実施中で結論は出ていない。道の役割は検討しているというのを知らせるのが責務。結果が出たら道民に知らせていく。いろいろ努力しているのでご理解を願いたい」
瀧本事務局長は、「この間求めてきた、必要性と経済性はどうなのか、それが見えないし、はっきりさせてほしい。道としての検討はどうするのかまったく回答になっていない。次回までにはっきりさせてほしい」と要請し終了した。
午後からは、道議会各会派への要請行動も行い、簡単に結論を出さないよう要請した。
民主党では、市橋道議、橋本道議が対応した。