2008年09月05日
全道自治研集会始まる!
本日(9月5日)午前10時に、約270人が参加し自治労道本部第32年次地方自治研全道集会が始まった。
例年2日間開催で行われているこの集会は、10月16日から3日間、札幌と夕張で行われる、第32回全国自治研集会を前に1日のみの開催となった。
主催者を代表して、道本部三浦委員長は、「色々な職場の取り組みが、この自治研集会から発信され各職場に広がった意義ある集会だ」と述べ、解散総選挙が近づいていることにもふれ「確定闘争と衆議院選挙闘争と結合し政権交代に向けて民主党を主軸にした闘いを進めよう」と参加者に訴えた。
基調講演は、小樽商科大学の旗本智之教授が「公営企業の財政分析」をテーマに、自治体病院のケース分析の後、トヨタ生産方式の7つのムダについて「ただ単に、リストラするのではなく、ムダを排除することにより、作業能率を大幅に向上できる」と説明した。さらに、「経営者が余剰人員をはっきりつかみ有効に活用するこことが任務だ」と述べ、「景気が良いと人を採用し、不景気だと希望退職を募るという事態に陥ることは経営者として慎むべきこと。作業者にとっても意味のないムダな作業を除くことは、一人ひとりの働きがいを高めることに通じる」と話した。
午後からは、テーマごと4つの分科会に分かれレポート報告が行われる。
①自治体改革と財政
②社会保障
③市町村合併
④まちづくり
全国自治研集会に多くの単組・組合員の参加をめざして、レポートを募集したところ80件に及ぶ取り組みレポートが集まった。
本集会ではこのレポート・資料集が参加者に配られた。