2008年03月26日
大雨のなか6000人の怒りと熱気の沖縄県民大会
「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」は、3月23日(日)午後2時から沖縄県北谷町の北谷公園野球場前広場に大雨の中、6000人が参加して開催された。同時に宮古、石垣の各島でも開かれた。
沖縄では、戦闘機・ヘリコプターなどの墜落事故、殺人的な爆音、環境破壊など、県民は被害を受け続けている。しかも、女性に対する性暴力という凶悪犯罪がいまだにあとを絶たない。
基地被害により県民の人権が侵害されている現状では、日米地位協定の抜本改正を行うことが、人権を守ることにつながる。
玉寄哲永(たまよせてつえい)大会実行委員長(県子ども会育成連絡協議会会長)は、「この大会に知事、県議会最大会派の自民党は参加していない。何のために県議会が会派を超え抗議決議をしたのか、矛盾していると思わないか。分離を深めていくその姿勢は明らかに自己の利益を追求する姿勢だ。私たちは社会福祉・教育団体、労組も市民も町村民もみんな一つになりながら超党派として臨んできた。その気持ちで沖縄の怒りを日米両政府にぶつけよう。地位協定の抜本的な改定をするにも、県民の声を反映させて、知事が先頭にたって皆さんの同意を得てこそ日米両政府に迫ることが出来る。今大会は人権を保障させる運動への第一歩だ。」と力強くあいさつした。
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写真は、自治労沖縄県本部から提供して頂きました。