2008年03月28日
市民との協働で夕張再建を進める
ゆうばり市民・生活サポートセンター設立総会と結団式が3月26日、夕張市民会館で開かれた。
サポートセンターは昨年1月に連合北海道が支援構想を決定し、今年1月に発足した。
すでに、市役所OBなどがメンバー登録し、新年度から5年間有限で市民のサポートをしていく。
連合北海道の髙柳会長は「財政再建団体となった夕張市の再建のために、労働組合として何ができるのかというのが発端。市民との協働で夕張再建を進めて行くため、連合本部を通じて全国に夕張の思いと連合北海道の取り組みを発信してきた。夕張が道内唯一の財政再建団体となるなかで、サポートセンターがモデルケースとして行う事業が注目されている。全国の連合加盟産別からのカンパを受けての運営であり、財政再建当初の5年間で協働の道筋をつけていくと言うことも含めて、活動に支援と理解を寄せている全国に向けて発信することのできる活動をお願いしたい」と期待を込めてあいさつした。
すでに集められているカンパは5千万円。今後も全国の連合組合員にカンパを求め運営していく。
設立総会に先がけて、3月20日、夕張市平和運動公園で、ゆうばり市民・生活サポートセンターと連合北海道の組合員70人が、夕張市内の平和運動公園で雪割りを行った。自治労からは、空知地方本部を中心に46人が参加した。
平和運動公園にはサッカーコートがありゴールデンウィークには小学生のサッカーの全道大会が予定されているという。しかし、自然融雪では間に合わない可能性があると心配され急遽のボランティア行動となった。
雪割り作業は、昨年までは市が行っていたが今年は予算確保が困難でまったく手付かずの状態だった。