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2008年03月28日

沖縄での米兵による性暴力事件抗議署名開始!

道本部は、4月から「沖縄での米兵による少女・女性性暴力事件に抗議し、地位協定の抜本改正を求める署名」活動を取り組みます。
道本部集約は5月14日(水)

2月10日夜、沖縄県北谷町で、米海兵隊兵士(キャンプ・コートニー所属・2等軍曹)が女子中学生を性暴力する事件が発生し、容疑者の海兵隊兵士は翌11日、沖縄県警に逮捕されています。

日本政府は12日の閣議で「極めて遺憾」との認識で一致、福田康夫首相は関係閣僚に対して、米軍に綱紀粛正を求めるように指示しました。また同じく12日、リチャード・ジルマー4軍調整官とケビン・メア在沖米国総領事が、沖縄県の仲井真弘多知事を訪ねて事件について謝罪、捜査への協力を表明しました。

ところが米軍指揮官が謝罪と綱紀粛正を表明した後も、米軍兵士による事件が続いています。2月18日には陸軍兵士(嘉手納基地所属・伍長)が、フィリピン人の女性に性暴力。同じく18日に酒に酔った海兵隊兵士(キャンプ・シュワブ所属・伍長)が、民家に侵入して現行犯逮捕されています。

米軍兵士の凶悪犯罪に対して、沖縄では強い抗議が起きている。県議会は2月14日、少女暴行事件に対する抗議決議を全会一致で採択しました。また県内の全ての市町村議会が、抗議決議と意見書を可決しています。

3月23日(日)には北谷町で、「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」が開催され6000人が参加し、在日米軍を優遇した日米地位協定の抜本的な見直しや米軍基地の整理縮小を訴えてきました。ところが日本政府は、これまでと同じく地位協定の改定には消極的で、運用改善で乗り切ろうとしています。

米兵から性暴力を受けた少女は告訴を取り下げ、沖縄県警は海兵隊兵士を釈放しました。しかし、それで問題が解決したわけではない。沖縄では、米軍基地の撤去へむけた世論が、さらに大きくなっています。

こうした情勢の中で、事態の緊急性と重要性を強く認識し、沖縄平和運動センターを始めとした沖縄の人々との連帯を強化し、日米両国政府に対して具体的な問題解決を迫るために署名行動を実施します。是非、ご協力をお願いします!


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