2007年11月23日
法人化していいの?=道立試の未来を考える
11月23日、北海道自治労会館で、道立試験研究期間が担う地域振興と基礎科学の役割について考えるシンポジウム~「道立試の未来を考える」が、道立試の未来を考えるシンポ実行委員会(三輪修彪実行委員長)の主催で開かれた。
シンポジュームには約300人が参加し、これまで地域や行政ニーズを踏まえて成果を上げてきた道立試がとりまく社会環境の変化、科学技術に対するニーズの意向、産学官の有機的な連携のあり方を踏まえて今後果たすべきさまざまな役割りについて利用者や関係者を交えて21世紀の道立試のありかたを討論した。
基調講演で札幌大学・経営学教授 佐藤郁夫さんが「社会変化の読み取りと経営」話題提供として「道立試の一元化・地方独立行政法人化の問題と課題」についてはなした。
北海道環境科学研究センター・地域環境科長 石川 靖さんは、現在までの国の試験研究機関、道の試験研究機関が果たしてきた役割や経過などを話し、成果や結果のレベルが高いにもかかわらず、道民に意識されずにきたこと、さらに今後道民が意識するとすればサービスが向上するかの一点だとした。それは、直営であろうと法人化であろうと組織形態は重要視する問題と考えていないのが実感。期待されるのは、利用者の抱えている問題に対し解決するための手段の模索や、提案した依頼者のバックグランドで親身性と公共性を持つことが望まれると説明した。
今、法人化を急いでも、利用者に迷惑や負担がかかる、直営でさらに改革、変革、改善し地域、利用者と一体となった提案が望ましいと話した。
パネルディスカッションでは、7人のパネラーが、「地域・地方における科学基盤として期待される道立試の高機能化と技術還元のありかた」についてそれぞれの立場で意見を出し合った。
会場からも5人の参加者が意見を出し活発なシンポジュウムとなった。
この集会の詳しい内容については、後日実行委員会が取りまとめ、報告することになっている。

