2007年09月07日
「働く者の安全をもっと議論しよう」=道本部「労安講座」
道本部は、9月4日に労働安全衛生担当者・活動者養成講座を開き、46人が参加した。
講座は、働く者が職場で健康保持し、労働時間と生活時間を両立するために、実効ある対策を求める取り組みを強めるために開いたもの。
〔画像〕グループ討論では「もっと委員会の活用を」などの意見
あいさつに続き、札幌心身医療研究所の久村正也医師が「職場におけるメンタルヘルス」として職場における現状や職場復帰への取り組みなどを講演した。
また、単組報告では札幌市職連から、具体例を元にメンタルヘルス対策の取り組み報告を受けた。
続くグループ討論では、「長期病休者が増え、職場環境悪化に拍車がかかり、連鎖的に病欠が出かねない」とする報告や「労働安全委員会の重要性が、認識されていない」とする発言も出された。
道本部から「働く者の安全・安心のために、職場からもっと議論していこう」と提起、9月の強化月間で職場点検を行い、取り組みを強化していくことを確認した。