2007年05月09日

「憲法は権力者こそ守るべき」 青年・女性憲法フォーラム

自治労本部の青年部・女性部では、５月２日、３日に「青年女性憲法フォーラム」を開き、全国から約２００人、北海道から７人が参加した。

〔画像〕５月３日に行った東京都内での街宣行動

フォーラムでは、評論家の佐高信さんが、「私たちは、本当に悪いものが何かを見抜く目が必要だ。大きな悪を見逃し、小さな悪を暴いて満足するメディア、そして、それに踊らされる側も問題だ。」と述べ、「憲法は、権力者が国民に守らせるのではなく、国民が権力を持つ者に守らせるもの。９条こそ世界に輸出すべき私たちの誇り。」とし、憲法を守る運動の重要性を訴えた。

続いて、山形県本部青年部などから取り組み報告を行い、「平和と民主主義という憲法の理念を、政府・自民党、そして、財界に都合良く変更しやすくする、国民投票法の制定を許さない運動を強化していこう。」と決議した。

青年部・女性部では、引き続き「平和自治体宣言」などの取り組みを進めるとともに、職場での学習を深め、地域住民へのアピールなども積極的に行うことを確認した。

翌３日には、都内で街宣行動を行い「平和憲法を守ろう」と訴えた。