2007年03月22日
日本を財界天国にさせない= 連合会長・働く者の連帯訴え
3月22日、連合本部の高木剛会長が道本部を訪れ、春闘の取り組み強化と統一地方選挙への結集を呼びかけた。
高木会長は今回、「荒井さとし」さんの応援のため、副事務局長の山口茂記さん(自治労)とともに札幌入りした。

〔画像〕民主党の菅直人代表代行と札幌で街宣を行う高木会長
07春期生活闘争に関しては、「最低賃金の引き上げが、労働者全体の底上げにつながると思っている。」と述べ、「最賃の低さで先進国1位だったアメリカでさえ、5.15ドルから09年までに7.25ドル(約870円)へ約4割引き上げる。これで下から2番目だった日本の最低賃金は、先進国でダントツの最低になる。」と説明した。
その上で「中小企業への配慮は必要だが、日本も働く者が連帯して、『生活できる賃金』をしっかり取りに行く時だ。」と春闘期の課題を話した。
また、政治に関しては、「地域格差が、ますます大きくなっている。夕張の問題は例外などではなく、すべての自治体の問題だ。」として、「安心して生活し、仕事のできる地域を守るために、政治の流れを変えなければならない。」として、統一地方選挙、引き続く参議院選挙への結集を訴えた。
道本部としても、「格差拡大」「財界天国」を狙う人たちに、政治は任せられない。として、「連合に結集し、民間の仲間とも連帯して、取り組みに全力をあげる。」とした。

〔画像〕道本部を訪れた連合本部の高木会長と山口副事務局長


