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2007年02月13日

「近くにある格差に目を向けよう」 女性部が交流集会開く

2月3日、4日に道本部女性部は、交流集会と政治学習会を開いた。

女性交流集会画像
〔画像〕全道から200人が参加。講演に続いて分散会なども行った

200人が参加した交流集会では、あいさつに続き、北海道新聞社論説委員の山崎隆志さんから「公務員はどう見られているか~報道の現場から」として講演。

山崎さんは「公務員に対しては、勤務が楽そう、責任を取らないなどの否定的な声がほとんど。」と報道を通じた読者の反応を紹介、「しかし日本は既に小さな政府であり、公務への風当たりは強いが、大切な公共サービスを担う立場として、労働組合もがんばってほしい。」と話した。

参加者からは「あらためて自分の立場を見つめ直し、」「現状を住民と共有することの大切さを感じた。」など、仕事や働きを見直す良い機会になったという感想が多く出された。

2日目の政治学習会では、札幌パートユニオン会長の工藤仁美さんが、パート職場の実態と闘いについて、札幌地区連合に寄せられる相談などを基に講演。

工藤さんは、「突然の解雇やセクハラなど、年間1000件以上の相談が寄せられるが、あいまいな雇用契約や労働組合がないことなどが原因」と述べ「初めての職がパートという人も多く、正しい労働基準を判断できるようにすることが必要。」と訴えた。

学習会を通じて「公務が恵まれていると言うより、劣悪すぎる労働条件が問題。」「自治体で働く非常勤などの仲間を組織することが必要。」など、身近な格差に目を向け、安心できる社会をめざし、職場から取り組もうと確認した。

女性交流集会画像
〔画像〕贈られた「寄せ書きポンチョ」を着る「あいはらくみこ」さん。


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