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2007年02月03日

「格差解消・地方重視を春闘で」 道本部・中央委員会開く

道本部は2月2日、札幌サンプラザで、第105回中央委員会を開いた。

道本部の髙柳薫委員長は「個人の努力ではどうにもならない、医療の問題など命に関わるものまで、都市と地方の格差は大きくなっている。」と述べ、「この中央委員会を春闘、政治闘争の決起の場として議論、道本部方針の豊富化をお願いする。」とあいさつした。

道本部中央委員会画像
〔画像〕あいさつに来場した「あいはらくみこ」さん

来賓の小川勝也参議は、「夕張を始め、北海道がいろいろなダメージを受けているのは、偶然ではない。人件費を安く抑えて国際競争力をつけようとする政策だ。」として「投資家のための国にするために、どんどん住みにくい地域を作って、都市へと若者を集め、投資効率を上げる。そんな政治を許してはいけない。」と、訴えた。

春の統一地方選に向けては、知事候補予定者の「荒井さとし」さんが決意表明。
荒井さんは、「今回の選挙は、地方自治の未来をかけた闘いだ。政治とは人であり、今の道政には人という観点が欠けている。人に投資する道政をめざし取り組む。」と決意を述べた。

委員会は、質疑討論では、夕張の財政問題に関し、地方自治への危機感を共有する発言や、
臨時・非常勤、また民間労組の仲間から、雇い止めや一方的な労働条件改悪の実態などが報告された。

道本部は夕張問題で、「道や中央への働きかけを強めながら、道本部としてできる限りの支援を続ける。」と答弁、非常勤職員などの課題では「共に働くことで自治体が成り立っている。自治労全体の課題として取り組む。」とした。

道本部中央委員会画像
〔画像〕春闘や政治などに関し討論を行った=2月2日、札幌サンプラザ


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