2007年01月31日
「働く人すべての連帯を」 自治労本部の中央委員会始まる
自治労本部の第133回中央委員会が1月31日午後から、東京の日本青年会館で始まった。
はじめに、本部の岡部委員長は、「07春闘から政治決戦と続く一年、私たちにとって重要な年になる。今こそ働く者が、地域や職場を超えて大きく連帯していこう。」と、あいさつした。
本部から大会以降の経過に関して報告があり、続く質疑・討論では、北海道から夕張市職労の厚谷司委員長が発言した。

〔画像〕本部中央委員会で発言する夕張市職労の厚谷委員長
厚谷委員長は「再建計画は自治事務であり、本来、市が策定するものだが、総務省の指導が強く働き、地方自治が大きく制限されている。」とし、「退職勧奨や賃金削減など、労働組合として苦渋の選択をせざるを得ない中、全国の皆さんの激励に感謝している。」と報告、「これからも、自治労の一員として、全力で取り組んでいく。」と決意を述べた。
答弁では、本部の金田書記長が「切実な状況にある夕張の仲間と思いを一つに、自治のあり方が根本から問われる問題として、自治労全体の問題として取り組んでいく。」とし、「併せて支援策も明確にしていく。」と述べた
中央委員会の会場では、夕張市職労の仲間を中心に、この間の夕張の取り組みを、全国に広めるため、チラシの配布とリストバンドの販売を行った。

〔画像〕夕張市職労を中心に全国の参加者へチラシ配布などを行った


