2006年09月13日
子どもの視点で・市民参加の保育に = 全道保育集会開く
道本部は、9月9日に167人が参加し、全道保育集会を開いた。
全体集会では、「保育をめぐるキーワード」として、学童保育や障害児保育、保育所民営化、また、認定こども園に関し、4人から講演を受けた。

〔画像〕子どもの立場の政策必要。国へ求める=全道保育集会
児童館・学童保育の関係では、自治労の社会福祉評議会、保育部会幹事の三好さんが講演。
「日本の児童福祉は、少子化対策としての子育て支援から、子どもの視点・市民参加へと変化している。」と説明。
「児童館の職員のうち、9割が不安定雇用。これは国の補助単価が、非常勤単価をベースとしているため。」として「指定管理者制度やコスト削減が、さらに職員の労働条件を悪化させていないか情報収集が必要。」と訴えた。
また、三好さんは「学校教育を含め、子どもの立場に立った政策運動を進めていく必要がある。」として、組織化や国への要求などを進めていくとした。
テーマ別分散会は12のグループで討論し、「地域のニーズに応える保育所へ、できることは何か。」など、情報交換や意見交換を行った。

〔画像〕午後からは、12のグループに分かれ討論した


