2006年09月04日
多様で柔軟な基礎自治体を展望して = 新冠で全道自治研
道本部は、9月1~2日に新冠町で「地方自治研究全道集会」を開き、120人が参加した。

〔画像〕北海学園大・神原教授の講演
基調講演では、北海学園大学教授の神原勝さんが「連合自治の構想と展望」として、合併も視野に入れた市町村自治の強化を提案。
「連合自治は、市町村合併への対抗策ではなく、オプションの多様化・柔軟化の方策である。」と説明、「基礎自治体の制度設計と合意形成のために、市町村と道による協議会を設置すべきだ。」と訴えた。
続いて、北海学園大学教授の佐藤克廣さんをコーディネーターに、パネルディスカッションを行い、十勝と富良野圏域でそれぞれ検討を行ってきた「今後の自治のあり方」また、道における「市町村合併推進構想」の説明を行い、これらを題材に、討論を進めた。
2日目は、5つの分科会に分かれ討論、各単組のレポート発表、討論を行った。

〔画像〕4人のパネリストによるディスカッション

