2006年08月24日
新たなニーズに応える公共へ = 自治労本部大会はじまる
8月24日、自治労本部の第78回定期大会が埼玉県大宮市で始まった。
大会には全国から代議員など約4500人、北海道からは170人が参加している。

〔画像〕あいさつする議長の道本部大場委員長
議長には、北海道本部の大場博之委員長を含む3人を選出、大場委員長は、「格差の拡大、その流れの中で公務員バッシングという状況の大会。自治労は団結の力で対抗していこう。」とあいさつした。

開会にあたり、中央本部の岡部謙治委員長は、「労働基本権回復の課題は、労使が賃金労働条件を確認するということだけではなく、新たな社会ニーズに応える公共サービスを作っていくために、どういう公務員制度改革を進めていくかということだ。」と述べた。
また、「格差や差別を拡大する小泉構造改革に対し、安心して暮らせる社会を作っていかなければならない。労働組合として社会的責任を果たすためには、日々の取り組みで信頼を得ていくことが必要だ。」と、訴えた。
大会は、明日25日まで。今年は中間年大会として、昨年、本大会で決定された2年間の運動方針の中間総括を行うほか、07年度の年間行動計画などが議論される。

