2006年07月18日

介護保険制度改正 「キーワードは地域」＝道本部介護集会

道本部は、７月１５日自治労会館で「介護集会」を開き、８０人が参加した。

〔画像〕法改正を中心に各地の状況などを含め討論した

午前は、「リレー講座」として４人の講師から講演を受け、午後からは、課題別の４グループに分かれ討論した。

リレー講座は、「介護保険のキーワード」とした内容。
道庁の障害者保健福祉課・東主査は、障害者保健福祉計画に関し、道のめざす方向や計画の視点などを説明、「利用者のため、地域の福祉を担うみなさんと協力し、より良いサービスを提供していきたい」と話した。

参加者からは「国は国民のためではなく、単に出費を減らすことしか考えていないと感じた。」

また、別の参加者は「自立の名の下に福祉が切り捨てられているのではないか。」「事務的な業務が多く、利用者を十分に見れない。」などの声も聞かれた。

道本部からは、「この集会をきっかけに、それぞれの地域でも学習などを深め、積極的に取り組みを進めていく必要がある。」として、集会を終えた。

〔画像〕分科会には参議院候補予定者の相原さん（写真・中央）も参加した