2006年07月10日
「大地と景観、人材で観光・農業をブランドに」 「農」ネット総会
北海道「農」ネットワークは、7月3日、4日に、せたな町北桧山区で研修会と総会を開いた。
参加した130人は、講演やフィールドワークなどを通じ、農業の現状と将来、消費者が求めるものなどを学習し、意見交換を行った。

〔画像〕 麻田前副知事の講演に耳を傾ける参加者
同ネットワークは、農業・農政のあり方を発信していこうと自治体の農政関係職員や農業者、学者、JA職員などが会員となっているもの。
講演では、前の道副知事、麻田信二さんが「これからの北海道農業」として、「労農の提携で北海道農業と観光をブランド化しよう」と呼びかけ、「そのためには、北海道の持つ大地と景観そして人材を活用していくことが大切だ」と訴えた。
2日目のフィールドワークは、北桧山区で農業を営む吉田さんを訪問。ハウス栽培で土壌悪化を防ぐための、有機質肥料を主体にした栽培管理の工夫などを視察。収量アップと品質向上への取り組みなどで意見交換を行った。

〔画像〕 地元農家を視察、意見交換などを行った



