2006年02月28日
「病院財政を分析、活動に生かす」 道本部・衛生医療コース
道本部は2月24・25日、自治労会館で、道本部学校衛生医療コースを開き73人が参加した。
〔画像〕 全国で経営形態見直しや民間委託が進んでいる
初日は、自治労本部衛生医療評議会の木村事務局長が「衛生医療職場を取り巻く情勢と今後の課題」として、全国の自治体で厳しい財政状況の中、経営形態の見直し合理化の状況や、赤字経営を理由とした現業部門の民間委託化等の厳しい現状を話した。
続く講演では、公営企業法についてや、医療職場と労働組合など基本的な運動や、厳しい財政環境での執行部の役割、組合員と一体となった運動のあり方などを提起した。
2日目の病院財政分析では、①何故、財政分析が必要なのか ②家計簿を例にして ③公営企業年鑑の見方 ④分析表作りの説明を受け、参加者はそれぞれ当該病院のデーターを元に表作りをした。
表の作成後、各病院の分析の結果等、他病院と比較し何が理由で赤字なのか原因を探り、分析結果を他の病院と比較しながら熱心に意見交換を行った。
午後から2つの分科会に分かれ個別の課題や、今後の組合活動家の発掘と育成方法について意見交換した。
〔画像〕 2日間のコースに73人が参加した