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2006年01月12日

「当初予算・春闘へ全力で」 道本部・討論集会始まる

1月12日、道本部の春闘討論集会が、札幌サンプラザで始まった。

悪天候による交通機関の乱れもあったが、参加した250人は、当初予算闘争、引き続く春闘に向けた方針を討論した。

春闘討論集会画像
〔画像〕250人が参加し、当初予算、春闘に向けた討論を行った

討論では特に、昨年勧告された「給与構造見直し」や、全道庁に提案されている10%削減を始めとした給与の独自削減への発言が多くを占め、各単組の取り組みへの決意などが報告された。

全道庁本部の櫛部(くしべ)さんは、「道庁の10%削減は、財政悪化の原因追及も不十分であり、将来展望もない単なるリストラ。」と述べ、「道は、まず、道民・職員にきちんと説明を行い、これからの道庁のあり方を道民・職員としっかり議論すべきだ。」と発言した。

これに道本部の高柳書記長は、「全国3番目の予算規模の北海道が、立ち行かなくなるような国の施策は、どこかに間違いがある。」とし、「全道の仲間の支援をお願いする。」と訴えた。

また、集会の会場では、道本部「臨時・非常勤等職員連絡会議」からの参加者が、ビラを配布し、「職場を点検し、弱い立場で働いている仲間の声を聞き、組織化を進めてほしい。」と、呼びかけた。

増え続ける非正規労働者は、日々雇用不安や待遇格差に不安を抱きながら、相談する場もない状況に置かれている。

道本部は、今年の春闘で、全ての単組の共通課題として「臨時・非常勤等職員の組織化」を掲げ、取り組む。

討論集会は2日目の13日、「公務員制度改革は自らの手で」と題した講演や、自治労本部の方針提起を行い、終了の予定。

春闘討論集会画像
〔画像〕ビラを配布し、非常勤職員などの組織化を呼びかけた


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