2005年10月07日
知事答弁に強く抗議=「誠意もって話し合う」 副知事回答
10月5日の道議会における高橋知事の大幅な独自削減を示唆した答弁に関して、地公三者共闘(全道庁・北教組・道本部)は、6日、道へ緊急の抗議を行った。
〔画像〕議会での知事答弁に対し緊急の抗議を行った
山上地公三者共闘議長は、「重大な賃金・労働条件の変更事項にもかかわらず、われわれに一切の提示や事前協議もなく一方的に議会答弁をすることは、断じて許されない」と強く申し入れた。
山本副知事は「何としても道財政を立て直さなければならない瀬戸際であることは、理解いただきたい。」と、しながら「勤務条件に関する事項は、誠意を持って話し合う。」と回答した。
また、道本部の高柳書記長は「知事の発言は、人事委員会、労使協議制度の軽視だ。」と指摘、「市町村の模範となるべき道が、報道を先行させ、既成事実化していくようなやり方は、市町村に示しがつかない。」と、道の姿勢に対し、厳しく抗議した。
〔画像〕報道先行の既成事実化に強く抗議