2005年08月24日
憲法、全国一般との統合で6県から修正案=全国大会2日目
大会2日目は、向こう2年間の運動方針案、当面の闘争方針案などが執行部から提案され、熱心な討論が始まった。
〔画像〕大会2日目、運動方針の提案と質疑討論が始まった。
第1号議案「運動方針案」では、憲法改正問題に対して、第4号議案では全国一般との組織統合問題について、それぞれ修正案が提案された。
憲法改正問題は、国会や政党、連合でも憲法改正問題の議論が進行するなかで、自治労は、これらに対抗するため、憲法前文と9条を堅持し、新たに、肥大化した自衛隊の再編・縮小を基本的内容とする「平和基本法(仮称)」の制定を運動方針に盛り込んでいる。
これに対し修正案は、基本法の内容や有効性について疑問を提起し、引き続き検討を求める内容。
一方、全国一般との統合に関する修正案は、当分の間、組織間での統合に関する協議を中断し、自治労内の組織的な合意を求めるもの。
全国一般は、木材業や自動車教習所など中小企業の労働組合で構成する全国組織。
大会討論は、職種・職能別の評議会の報告が続き、北海道からは、不動代議員(公営企業評議会)、秋野代議員(社会福祉評議会)、芳賀代議員(国費評議会)、川本代議員(町村評議会)の4人が発言した。
〔画像〕評議会の報告をする道本部・不動代議員