2005年06月07日
平和・格差解消・真の自治めざす ~道本部中央委、始まる
自治労北海道本部の第102回中央委員会が、6月7日、8日の2日間、札幌市の自治労会館ではじまった。
社会の2極化が進む中、強まる公務員バッシングの中で、地域給与・給与制度改革の課題を始め、組織統合の問題、憲法問題に関する方針など、これからの道本部が進む方向に大きな影響を与える課題が討論される。
〔画像〕2日間の討論がスタートした=第102回道本部中央委員会
道本部の大場委員長は「私たちの置かれている状況は、増税と社会保障切り捨てへの非難を、公務員賃金へ向けさせる世論操作に他ならない」とし、また「地域給与導入による影響は道内で1千億円にもなる。地方切り捨てを許さず、公共サービスを守る取り組みを強めていく」とあいさつした。
また、来賓の金田衆議院議員(北海道8区選出)は、「雇用の形や地域間に格差が広がっている」とし「格差拡大への政治の役割は大きい。いわゆる『負け組』を放置しない立場で、自治労の皆さんとともに、がんばっていく」と国会情勢報告で述べた。
このあと道本部から、前回中央委員会以降の経過の報告と当面の取り組み方針を提起し、2日目までそれぞれ質疑、討論していく。
〔画像〕経過に関する討論