2005年05月24日
「2万4千人で普天間基地を包囲」 5.15沖縄平和行進
オキナワが日本に復帰した5月15日を中心に実施されている「5・ 15沖縄平和行進」と昨年に引き続き実施された「普天間基地包囲行動」に北海道から65人(うち自治労22人)が参加した。
北海道団は降りしきる雨の中、嘉手納基地のフェンス沿いの西コース22キロを行進した。
〔画像〕西コースを行進する北海道団
普天間基地包囲行動では、過去最多の23,850人による「人間の鎖」で基地の周囲11キロ余りを包囲し、基地の撤去を訴えた。
また、普天間基地の撤去と沖縄県内移設に反対する県民集会では、基地の即時閉鎖と辺野古への移設を断念し、他の基地との統合や移設計画も撤回するよう求める決議を採択し、3日間にわたる行動を終えた。
参加者からは
「観光では目にしない基地の実体、戦争跡地の悲惨さ、日本で唯一地上戦のあった事実を、まざまざと見せ付けられた」
「沖縄県民の熱い熱い平和への思いを各地に広げなければ、これからの平和もない。と実感した」
など今回の行動を通じ、地域の平和運動へつなげていく決意が述べられた。
〔画像〕「基地撤去」県民集会