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2005年04月20日

「労使合意の尊重と実現に努力を」 広尾町長へ申し入れ

 道本部は4月15日、基本給を4~6%削減するとして、事前に労使合意した内容の議案を取り下げた大野進・広尾町長に「労使合意の尊重と実現に向けた最大限の努力」をするよう申し入れた。 

〔画像〕道本部・十勝地本から申し入れを行った
広尾申し入れ画像

 広尾町では、3月議会に、労使合意した給与の独自削減案を議会に提案したものの、多数を得られないとして町長が取り下げる事態となっていた。
 申し入れには、道本部から高柳書記長、石上組織部長、十勝地本からは佐藤委員長、田中書記長が出席した。
 「削減案は、組合として苦渋の選択で受け入れたもの。労使合意を尊重していただきたい」との申し入れに大野町長は「労使交渉の結果を尊重するのは当然」との認識を示した。
 当日は、町議会の良知義徳議長にも同様に申し入れを行った。

※地方公務員法第55条では、職員団体の交渉権を認め、当局にもその義務を認めている。
 また、同法第24条では、勤務条件は条例で定めるとの「勤務条件条例主義」をとっているが、すべて議会によって決定されるというのではなく、労使で交渉し、その結果を踏まえて議会に条例ないし予算を提案し改廃することが認められている。


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