2005年04月15日
「仲間づくりから再建大会へ」 胆振総支部青年部の取り組み
4月13日(水)全道庁胆振総支部の青年部定期大会が開催された。
「こんな時期に」と思われるかもしれないが、ここまで来るのには胆振総支部の青年の汗と涙があった。
〔画像〕職場に足を運び、仲間をつくり、今回の大会へとこぎ着けた
胆振総支部青年部は、数年前から休部状態にあり、執行部四役が異動や引退などで欠員状態が続いたため、大会も開催できない状況だった。
その中で、一人の女性青年部員が、本部幹事会に参加し、その議論から「総支部青年部を何とかしなければ」と奮闘、本部提起の取り組みを基本組織の協力を得ながら実践してきた。
その一方で、職場の仲間や後輩、先輩に呼びかけ、総支部青年部再建の会議を開催、会議で「新入組合員学習会」を一緒に企画する中で仲間づくりをし、役員選出につなげ、今回の大会へとこぎつけた。
また、幹事の選出も、社会保険事務所の仲間や新入組合員学習会でのつながりで選出のメドがついたという。
今後は、役員・幹事共に「何をするのか、いまいち分からない」状況のため、交流を深め、話し合える組織にすると同時に、学習を重ね、出来ることをひとつ一つ実践していくとしている。
〔画像〕挨拶する全道庁・川上青年部長
異動がある全道庁で、最近は特に異動サイクルも短くなる傾向があり、青年運動を継続させていくのは、難しくなっている。
そんな中で、休部状態から見事に復活を遂げた胆振総支部の取り組みは、全道庁各総支部の青年(女性)部も、学ぶべきところが多い。
今回の件で改めて実感するのは「仲間づくり」の重要性だ。
まさに「仲間なくして組織なし」「仲間なくして運動なし」と言えよう。(全道庁:川上)
【道本部高橋青年部長】
今回、再建大会と言うことで、道本部青年部を代表し参加した。
ひとりの青年が、厳しい職場状況でも運動をしようと思ったのはなぜか?
役員体制が確立していないのに、会議にも参加し続け、職場へ教宣紙を配りに行き、全体で取り組むことの大切さを訴えてきた。
どうして青年はそこまで頑張れたのか?そして仲間の意識が変わってきたのか?
全道の仲間に、感じて・考えて・議論してほしい。
青年部はもちろん、多くの組合員に伝えたいできごとだった。
〔画像〕選出された新しい四役