2005年03月22日
「安心して子育てできる社会へ」 空知地本「保育集会」
3月12日、くりやまカルチャープラザで50人が参加し空知地方本部の保育集会を開いた。
保育制度に関する情勢や各市町村の状況報告に続き、公開講座が行われた。
〔画像〕空知地方本部「保育集会」
この公開講座は「子どもにやさしい町づくり」をめざして、栗山町の保育士と父母の会などの住民が実行委員会を作り実施したもの。
会場には組合員のほか住民など150人が集まった。
講師の普行院(ふこういん)亜紀さんは、
主宰する「保育園を考える親の会」の活動を通じた子育て環境の整備について
「地域関係の希薄化や家庭の孤立が少子化の原因と言われている」と述べ
「だからこそ、共働きやひとり親の家庭が、安心して子育てできる社会が、求められている」とし
「国が社会の将来像をしっかり持ち、地域の実情にあった基準や財政基盤を自治体に提供していく必要がある」と訴えた。