2005年03月18日
「職場の怒り」 青年部と女性部が人事院へ「怒布」を手渡し
3月15日、道本部は公務員連絡会(連合加盟の国公・地公の組合で構成)の第2次中央行動に先立ち、青年部と女性部が取り組んできた「怒布(寄せ書き)」を人事院へ手渡した。
〔画像〕「職場の声」を人事院へ手渡し
道本部からは「この間のマイナス勧告で私たち青年層の将来不安は増大する一方。地域給与は単なる賃下げであり、到底納得できない。『怒布』に書かれた組合員の怒りを受け止めてほしい」と人事院に申し入れた。
対応した人事院の参事官は怒布の数(長さ)に驚きながら「確かに承りました」と答えた。
道本部からはさらに「国家公務員は単に給与原資の配分の問題であり、地域手当と転勤手当が支給されれば、マイナスになることはないが、地方にとっては単なる引き下げにすぎない」と指摘した。
これに対し人事院は「転勤手当は頻繁に転勤する国家公務員にとって、転勤ばかりで大変だからという、いわば"ご苦労さん代"だ」と回答。
「それは地方では全く関係のないもの」との指摘にも「国家公務員も転勤しない人はたくさんいる」と、議論は平行線となった。
〔画像〕公務員連絡会の総決起集会
公務員連絡会の総決起集会を終え、北海道からの参加者は、道内選出の民主党国会議員に「地域で働く公務員の生活を守り、地域経済の活性化」に向けた要請を行い、人事院への働きかけを申し入れた。
今後も公務員連絡会として中央への働きかけを続けていく。
〔画像〕公務員連絡会の総決起集会