2005年02月22日

「全ての職場・地域から春闘を」 各地本で総決起集会

　２月から３月中旬にかけ春闘総決起集会が各地方本部で開かれる。
　自治労道本部では、要求書提出からヤマ場までの取り組みへの結集の場として、総決起集会の開催を呼びかけている。
上川地方本部の春闘総決起集会は2月18日、旭川市・大雪クリスタルホールで、450人余りの参加で開かれた。

〔画像〕450人が参加した上川地本の総決起集会

　地本の難波委員長は、当局にとって物分かりのいい労働者、労働組合ではなく、あきらめず、あらゆる差別を許さず闘う労働者、労働組合をめざした運動をすべての職場、地域から作り上げるため05春闘を各職場から作り上げようと、あいさつした。
　また大出書記長からは、仲間の声を大切にし、生活実態に基づいた春闘を取り組もうと、地本の春闘方針を提起した。
　上川地本では新たに、児童養護施設「美深育成園ユニオン」が2月21日、組合を結成し、自治労に加盟する。背景には、首切りという大きな課題を抱えている。
　美深育成園ユニオンへの支援を含め、一人ひとりが春闘を取り組んでいく決意を込め、団結がんばろうで集会を終えた。

〔画像〕一人ひとりが春闘をたたかおう

　今後も各地本で春闘総決起集会が予定されている。
　05春闘は、企業を越えて賃金闘争を取り組む場。単に賃上げではなく、組織されていない多くの労働者とも連携し、あらゆる制度改革を求め、社会を変革する場と位置づけ、道本部もその先頭に立って取り組んでいく。