2005年02月07日
「小樽の軍港化を許すな」米イージス艦の入港で抗議行動
米海軍イージス艦「ジョン・S・マッケイン」の小樽港入港への抗議集会が、2月5日、連合後志地協などの主催で約300人が参加し行われた。自治労からは後志・石狩地本を中心に80人が参加した。
今回の抗議行動には連合北海道のほか、北海道平和運動フォーラム・後志平和運動フォーラム小樽連絡会も共催した。
〔画像〕入港する米軍のジョン・S・マッケイン

小樽港を始めとする商業港へのたび重なる入港は、商業港を準軍港として固定化し「日米新ガイドライン」による自治体協力をなし崩し的に進め、商業港としての機能にも大きな支障を来すものである。
〔画像〕入港に反対しシュプレヒコール

また、ジョン・S・マッケインは弾頭に核搭載が可能な巡航ミサイルを装備しており、小樽市からの核兵器搭載の確認にも明確な回答を行っていない。
集会では連合北海道の松本副会長、道平和フォーラムの小林代表らが連帯のあいさつをし、集会宣言に続き、抗議のシュプレヒコールを行い、団結ガンバローで集会を終えた。
今回の入港にあたって連合北海道では、札幌のアメリカ領事館への申し入れや各地区連合からの打電行動などを行ってきたが、こうした中止要請にもかかわらず入港が強行された。



