2012年09月26日
強欲な強者に奉仕するのでなく『いのちと生活』のための政治が突きつけられている=連合北海道地方委員会
連合北海道は、9月26日、ホテルポールスター札幌で第51回地方委員会を開いた。
地方委員会は、10月に開かれる第25回年次大会議案の予備提案と大会にむけた意思統一と運動の前進にむけて理解を深める位置づけで行われた。
はじめに工藤会長は、2012年度北海道の最低賃金改正と組織拡大、第46回衆議院選挙候補予定者の推薦と政治に対する受け止めの3点について考えを述べた。
特に政治について、「総選挙の時期は定かではないが、これまでの議論を踏まえ、政策協定書を含め7人の推薦を確認し臨む。政権交代はなんだったのか?という気持ちを多くの人たちがもっている。私たち自身も民主党に何をしてほしいのか、何を期待しているのか、答えは一つじゃない。しかし、共有できる想いがあるはずだ」と強調した。その上で、「強欲な強者に奉仕する政治ではなく、生活者、働く者、納税者の立場で『いのちと生活』のために、公平と社会正義をめざす政治が守られるかが民主党に突きつけられている」と指摘した。
さらに、「憲政史上初めての政権交代で、ようやく新しい社会をつくるための入り口に立っているに過ぎない。取り組みの歩みを止めてはならない。『働くことを軸とする安心社会』を実現するために民主党政権を維持する必要がある」と訴えた。
その後、出村事務局長ほかの執行部が、2013年度活動方針案10項目と第46回衆議院選挙の推薦案、第11回男女平等アンケート調査報告案を提起しすべてが承認された。