2012年08月16日
構造的沖縄差別を克服するため、ヤマトの世論・たたかう人々との連帯を=不戦の日!8.15北海道集会
8月15日、札幌市・北海道自治労会館で、「不戦の日!8.15北海道集会」が開かれた。
はじめに、江本秀春・北海道平和運動フォーラム代表が「増税などに国民の目がむけられているが、PKOやオスプレイ配備、憲法9条改正、自衛隊を軍隊へという流れが作られようとしている。歴史をしっかりと教訓にして、不戦の世の中を作っていこう」とあいさつした。
その後、沖縄大学名誉教授の新崎盛暉さんが「戦後67年-今なお続く構造的沖縄差別」と題して講演した。
新崎さんは、「構造的沖縄差別とは、日米安保の矛盾が沖縄にしわ寄せされていることを不思議に感じない政治感覚だ。その上での日米安保が安定している状況にある。構造的沖縄差別が米海兵隊の沖縄移住と基地問題に利用されている。構造的沖縄差別を克服するには、ヤマトの世論・たたかう人々との連帯が必要だ」と強調した。
その後、集会アピールを採択し集会を終了した。
※下記をクリックすると集会アピールを見ることができます。
不戦の日!8.15北海道集会・集会アピールをダウンロード