2012年08月08日
核兵器のない平和な国際社会を世界に伝える=核兵器廃絶2012平和ヒロシマ大会
8月4日、連合、原水禁、核禁会議の3団体主催の核兵器廃絶2012ヒロシマ大会が広島市・広島グリーンアリーナで6500の参加のもと開かれた。
はじめに主催者を代表して連合古賀会長が「最終的に原子力エネルギーに依存しない社会をめざす」とあいさつした。
来賓には広島県湯崎知事や松井広島市長が出席し、「核兵器のない平和な国際社会の実現に向け、私たちとともに行動してくださることを心から期待する」「すべての被爆者からその体験や平和への思いを学び、次世代にそして世界中の人に伝えていく」と述べた。海外からもITUC(国際労働組合総連合)人権・労働組合権局局長のスティーブン・ベネティクト氏からのあいさつを受けた。
次に、被爆者を代表して、東京大空襲後に父の出身地である広島に疎開し被爆した広島県被団協事務局長の箕牧さんから、自身経験と核廃絶の必要性について訴えを受け、平和コンサート、長崎実行委員会からのピースメッセージ、平和アピール、そして参加者全員で「原爆を許すまじ」を合唱して、大会を終了した。
8月5日は、各参加が連合主催の平和シンポジュウムin広島、ピースウォークや平和フォーラム(原水禁)主催の分科会、フィールドワークにそれぞれ参加した。
夕方には、北海道独自行動として「原爆死没者慰霊碑への献花」を行い、平和運動フォーラムでの参加者で行う「オスプレイ配備、全国での運用に反対する全道集会」を開催し2日目を終了した。
8月6日は、原爆死没者慰霊式・平和記念式が開かれ各県の代表が参加した。その後原水禁主催のまとめ集会が広島市・県民文化センターで開かれた。まとめ集会では、高校生平和大使からの平和のメッセージや特別報告として、福島原発事故と現状、オスプレイ配備について、さようなら原発1000万人アクションなどの報告を受け、広島大会まとめ・アピールを採択し、全体合唱を行って、ヒロシマ大会の全日程を終了した。