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2012年04月26日

産業や経済より命が優先!原発はやめよう!4.26チェルノブイリデー市民集会

4月26日(木)、11時、札幌市大通西6丁目広場で「4.26チェルノブイリデー市民集会」が開かれた。
 

主催者を代表して船橋生活クラブ生協理事長が、「26年間チェルノブイリ悲劇を繰り返さないためにこの集会を開いてきた。しかし福島原発事故をふせげなかったことは非常に残念に思っている。この惨事を二度と繰り返さないためにも原発は使わないことが必要。子どもたちの未来を守るためにも、一人ひとりが反原発を訴えて、その輪を広げていこう」とあいさつした。
 

つづいて、長田北海道道平和運動フォーラム事務局長が、「政府は、4月6日、再稼働の基準を示したが、昨年3月に電力会社に示した内容であり、時間がかかる対策については計画を示すだけでよいことになっていることなど、再稼働ありきで作成したことは明らか。原子力安全委員会の斑目委員長も再稼働の基準としては不十分だと指摘している。泊原発は5月5日に停止し、日本の全原発が停止する。北電は電力の安定供給を理由に再稼動にむけた動きを強めて来ることが予想されるが、保安院は北電が提出した活断層の調査結果について再評価が必要としていることなど、ハードルは高い」と述べた。また、「高橋知事は、国に判断を丸投げしていることから、泊周辺4町村以外の市町村への働きかけが重要だ」と原発の再稼働や泊原発をめぐる状況報告をした。
 

各団体のアピールや支援報告、集会アピールが採択された。

集会では、岩内原発問題研究会・斉藤武一さんと松本市長・菅谷昭さんからメッセージが届いた。

斉藤さんは、「5月5日の子どもの日に泊原発が止まる。その日私は、防波堤に立ち、何時間も泊原発を眺めているだろう。そして、さらなるたたかいにむかっていく」と決意が込められていた。
また、菅谷市長は「ひとたび原発事故が起きれば、放射能で汚染され長期間、何世代にもわたって国の行く末を左右することになる。われわれ人類には産業や経済よりも命を優先するべきで、今その岐路にたたされている」と指摘するメッセージが会場に響いた。

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人形劇短えりっこは、「原発はいらない、原発にさようならしよう」と訴え、大人と一緒に参加したちいさな子どもたちにもわかりやすいのパフォーマンスで訴えた。

その後、大通西6丁目から北電までデモ行進を行い、「原発はいらない!チェルノブイリ・福島原発事故を繰り返すな!」などとシュプレヒコールをあげた。約200人が参加した。



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