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2012年03月13日

逢坂衆議ら大間原発工事の『永久凍結』を要請=「知事は道民の生命と財産守る気がないのか!」

民主党8区総支部と道議会民主党・道民連合議員会が3月12日、道知事に対して大間原発工事の永久凍結を求める要請を行った。

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知事に要請書を手渡す逢坂衆議

青森県の大間原発建設予定地は、道南地域が30㎞圏内に位置している。
今回の要請には、民主党8総支部代表で自治労組織内の逢坂誠二衆議と、道南地域の自治労組織内を含む道議らが参加した。
 
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要請に対して知事は、「申し入れをしっかり踏まえ、議会議論の参考にさせていただく」との考えを示した。これ対し逢坂衆議らは、「『参考』とは、どういう意味なのか。知事には、当事者意識がまったくない」「これまでの議会答弁と何ら変わりない。道民の生命と財産を守る姿勢が感じられない」と強い口調で詰め寄る場面もあった。

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【要請内容】

1. 北海道は、大間原発建設予定地から約26㎞しか離れておらず、当該の道南地域住民は、原発への不安とともに大間原発建設再開に強い懸念を抱いている。
よって、当該知事として道南地域の民意を重く受け止め、国及び電源開発(株)に対し、同原発の永久凍結を強く求めること。

2.北海道は、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設から約45㎞、東通原発から約71㎞、六ヶ所村核燃料再処理施設等から約93㎞の位置にあることから、これらの施設の過酷事故に関わるシミュレーションを国に求めること。

3.知事は、大間原発に関わる情報について、青森県や電源開発(株)との間における情報収集に特段の配慮をし、その情報を広く道民に開示すること。
また、下北半島の他の核関連施設についても、日本原燃(株)、リサイクル燃料貯蔵(株)を含めて、同様の取り扱いとすること。


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