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2012年01月23日

3年連続「民有地や町有地を使用したパラシュート降下訓練」反対!

平和運動フォーラム十勝ブロック協議会や北海道平和運動フォーラムなどは、1月21日、陸上自衛隊第1空挺団の芽室町上美生地区での民有地を使用したパラシュート降下訓練に対して、現地で抗議行動を行った。
 

当日の8時15からの抗議行動開始に先立って行われた、抗議集会では主催者を代表して、平和運動フォーラム十勝ブロック協議会の斉藤議長が「2008年から繰り返されているパラシュート降下訓練は、なぜ演習場外で行うのか。何を想定した訓練なのか。その目的も明確にされていない。帯広の陸上自衛隊第5師団に申し入れを行った際にも、門外で立ち話でもするかのような対応であり、訓練が常態化されることへの国民・住民の不安に、真摯に答えようとする態度ではなかった。命のもとともいえる農地を使った軍事訓練は絶対に許すことはできない」と、怒りを込めてあいさつした。
 
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抗議行動には、全道庁十勝総支部や帯広市労連などの組合員や市民団体など約100人が参加し、「北方積雪地演習」の即時中止を求めて、約3時間半にわたって「民有地を使った軍事訓練は許さない」「パラシュート降下訓練はただちに中止せよ」などとシュプレヒコールを繰り返した。

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訓練自体は、大型輸送ヘリコプター1機が、パラシュート降下地点周辺を旋回しながら、1度に3人ずつ降下を繰り返すもので、訓練終了時間が大幅に伸びて、訓練終了は午後にずれ込んだ。今回で3年連続となる民有地や町有地を使用した訓練の主な目的は、有事の際の自衛隊出動に対する国民・住民の拒否反応を軽減するための、「国民保護法」の発動を強く意識した訓練であるといえ、このことからも、今後も粘り強く同様の訓練の中止を求めて取り組みを強めていく。

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