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2011年05月01日

プロ野球選手会といっしょに復興支援!=第82回全道メーデー大会

「すべての働くものの連帯で働くことを軸とする安心社会と軸とする安心社会と自由で平和な世界つくろう!」をメーンスローガンに、5月1日、札幌市・大通8丁目広場で第82回全道メーデーが開かれ200団体・約5,000人が参加した。
全道各地では、158地区12万人が参加している。

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雨の降りしきる中ではじまった全道メーデー大会は、3月11日の東北3県を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災で罹災された方々や、その地域の一日も早い復興を支援する位置づけで開かれ、サブスローガンを「心ひとつに!東日本復興支援」を掲げ開かれた。
また、今回はプロ野球選手会から連帯あいさつとチャリティーボールでの被災者支援金カンパも募った。

メーデーの式典では、冒頭、東日本大震災で亡くなられた方々へ黙祷をささげた。


【画像】髙柳連合会長

大会長である高柳連合北海道会長は、東日本大震災で亡くなった方へのお悔やみ、罹災された方々へのお見舞いの言葉を述べた上で、「今回の震災の影響が労働者の雇用に深刻な影響を与えることを懸念している。こうした状況でも、連合北海道として、ご協力をいただき、義援金カンパや支援ボランティアなど直接の支援のほか、被災地から道内各地に避難されている方々の雇用・生活支援などを関係機関やNPOなどと連携しながら対応していきたい」と話した。

2011年春季生活闘争については「すべての働く者の労働条件・処遇改善」にむけた2年目のたたかいとして、大変な状況の中多くの産別・単組にご奮闘いただいた。先行単組・産別の成果の波及など、連携して取り組みを進めたい」と述べた。

また、選挙闘争については、「統一自治体選挙の総括はこれからだが、政権交代時の期待が大きかった分、中央民主党への現状批判があった。民主党が政権与党として目に見える日常活動など、今回の結果に危機感を持って取り組めなかったことが問題」と厳しく批判し檄を飛ばした。

さらに、連合北海道として、民主基軸を前提に、労働組合としての制度政策実現にむけて、職場・地域における組織内の政治闘争の位置づけや党との連携など、取り組みに対する理解を深めるための努力と意思結集の再構築をしていかなければならない」と思いを述べ「次なるたたかいにむけて、それぞれの組織の課題の克服にむけての努力が求められる」と強調した。

最後に、「連合北海道として、地域における労働運動・労働組合の役割と社会的役割と責任を果たすために、従前にもまして、組織の強化拡大や非正規を含むすべての働く者の労働条件や処遇改善、制度・政策実現のために取り組む」と決意述べた。

来賓として、髙原北海道副知事、上田札幌市長、荒井民主党北海道代表がそれぞれあいさつした。


【画像】木村としあきさん

また、4月11日の北海道知事選挙でたたかった木村としあきさんも参加し「知事選挙では 、自分のことのように考えご支援頂いた皆さんにお礼申し上げたい」と述べ「メーデーに一緒に参加きることを光栄に思う。選挙戦を通じて北海道を想う真の仲間づくりができた。皆さんとお約束した道民の命と暮らしを守ることや、 地域再生の活動は今後もしっかりやっていく。明るく元気な北海道をつくるための活動を続けるので仲間の皆さんの応援をお願いする」と決意を述べた。

全道メーデー大会は、山上副大会長(自治労道本部委員長)の閉会宣言で終了した。


メーデー前段にはプロ野球選手会メンバーの指導による「キャッチボール教室」が札幌市資生館小学校で開かれた。



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