2011年03月07日
安全な水を得るのは基本的人権=毎年3月22日は、国連「世界水の日」
1992年の国連総会で、毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されました。
国連は、ミレニアム開発目標(MDGs)のなかで、「2015年までに、安全な飲料水と基礎的な衛生施設を持続可能な形で利用できない人々の割合を半減させる」との目標を掲げたものの、オセアニアやサハラ以南アフリカなどでは依然として水道普及率が50%程度とほとんど進展がみられません。
また、多くの地域で、製造業の活動拡大などによって、水質の汚染が深刻化しており、「安全な水」の普及には引き続き大きな課題があります。(「国連ミレニアム開発目標報告2010」より)
国際公務労連(PSI)は、健全な水へのアクセスは人権であるとし、公的に管理された安全で安心な水の供給をめざしています。
自治労公営企業評議会はPSIに結集し、安全な水を得るのは基本的人権と捉え、その「いのちの水」を提供するのは公共の役割・責務であるとの認識に基づいた「水行動プログラム」に本年も取り組んでいます。
その一環として、国連「世界水の日」(3月22日)に合わせた啓発ポスターをPSI-JC、全水道とともに製作しています。