2011年02月07日
住民同士をつなぎ合わせる場をつくる=木村としあきの『できない』を『できる』に変える仕事術
木村としあきの、『若者に贈る!木村としあきのできないをできるに変える仕事術』が記念講演会に引き続き、2月6日17時半から開かれ、学生など200人がつめかけた。
木村さんは、「仕事は、全体の最適化を行えるしくみづくり、仕事の見方を広げることで難しい課題も突破口を見つけられる」として、「自ら場をつくり切り拓く。できるだけ多くの人と会い、1人で悩まず、いろんな人と意見交換することが大切だ」と述べた。その上で「どの仕事とつなぐのか発想する。部分個別ではなく、全体を見通すことが必要」だと話した。
また、「どんな産業が、その地域の所得を確保できるのか、まちの将来を考え、地域で人を育成し、定着させるしくみづくりが大事。30年、40年働く常勤の公務員が地域の住民同士をつなぎ合わせる場をつくることで地域が発展する」と話した。
講演会から引き続いて、この会に参加したやねだんの豊重哲郎さんは、「地域づくりは国づくり、やりたい人がやるのではなく地域全体でやることが大事」と強調した。
豊重さんは、台風の多い鹿児島で台風に影響のない作物『サツマイモ』をつくり焼酎を韓国に輸出して地域の所得を増やしたことや、地域でできる義務教育など、やねだんの自治のしくみづくりについて講演した。