2011年01月30日
まちが元気にならないと地域が元気にならない=木村としあきさんが講演
木村としあき北海道知事候補予定者が本日1月30日、「地域活性化・再生・まちづくり」について自治労会館で講演した。
政治学習会の主催は、自治労道本部女性部で約200人が参加した。
木村さんは、「まちが元気にならないと地域が元気にならない」と述べ、「客観的に『まちに人がこない』ということではなく、自分たちでなんとかするんだという『主体性』が大事。部分個別ではなく、地域で関わりを持ち発信することで経済波及を行うことが必要」と強調し全国で関わってきた事例を紹介した。
木村さんは、「まちづくりのしくみを整えること、例えば観光客を呼んでいるのに、まちに病院がないのでは安心して観光にくることができない。道は地域が取り組みを行うのに関わるしくみを整備する必要がある」と地域医療問題への考えも示した。
最後に、「せっかく道職員が、住民ともっと関わりたいと望んでいても、組織の中ではかなわない。まずは、知事が道職員のみなさんと真剣にむき合う場をつくっていくことが大事」と、日々、住民サービスを担う職員が報われる道政をつくる意気込みを語った。